オカメインコの挿し餌
今月オカメの雛をお迎えする予定です。以前オカメを生後三週から挿し餌し育てた事はあるのですが、元気ですが小柄な子になりました。その時は、粟玉と栄養剤を混ぜたものを与えていました。今回は、手作りで栄養たっぷりの挿し餌を与えたいので、作り方を教えてください。
市販の粟玉にはムキ粟に気持ち程度の栄養を足したものもあるので、もし次も粟玉で育てられるなら
よほどしっかりしたメーカーの物を使うか、自分でムキ粟に卵を混ぜて陰干した自作の粟玉を作られると良いと思います。
手元にある本だと粟玉(300g)を空煎りし、新聞紙などに広げ蒸気を飛ばした後に卵黄1個分を混ぜほぐしながら陰干しする
方法がありましたが、いくつか作り方があるようなので「粟玉 作り方」などで検索していただいても良いと思います。
※ちゃんと卵が入っている分自作の物は密閉容器に入れ、冷蔵保存で1週間程度しか持たないので気を付けてください。
それに熱湯を加え、青菜(小松菜などが良く、キャベツやレタスは避けた方がよい)をとボレー粉を両方ともすり潰したものと
ビタミン剤(ネク○ンS等きちんと成分表示があるもの)を混ぜてあげてください。
しかし、自作の粟玉でも栄養が足りないと指摘している獣医師もおり私も最近はパウダーフード(フォーミュラ)を使用しています。
粉状になっており、基本的な栄養素はそれに入っているので、お湯(熱湯は×)で溶き、40度前後に冷まして与えます。
※メーカーによって溶かす温度や溶く濃度に差がある場合のあるのでパッケージなどで確認してください。
また与える際は出来るだけ温度計で測り冷まし忘れや温度むらでの火傷には気を付けてください。
与え方は、慣れている人はシリンジ(注射器)にチューブを付けてそのうに直接入れることもありますが誤飲の恐れもあるので
慣れていない方は無理をせず、粟玉の時と同じようにスプーンでオカメの飲む動作に合わせてあげれば大丈夫です。
どちらの餌を選ぶ場合でも毎回与える度に作り、置いたままにしないでください。
使用するものもペットに対するものにはビタミンとあってもどのビタミンか分からないようなあいまいな表示で不安なものも多いので
なにが何%入っているか等きちんと表示されているものを選ばれた方が安心かと思います。
それとお店でのさし餌の仕方や内容と違うと食べないこともあるので、その時は最初はお店と同じようにして徐々に変えてくださいね。
前回にご経験済みかと思いますが、筆毛がほぐれて下に落ちているものなどに興味を持ち始めたら足もとに
大人と同じ皮付き餌や粟穂も興味を持ちやすいので撒いてあげてください。
(乾いた粟玉も撒いても良いのですが、むき餌に卵が付いているので傷みやすいのでその方が興味を持つならという感じです)
今後、ペレットに切り替えたい場合は一緒に撒いておくと興味を持つきっかけになりやすいかと思います。
また、麻の実やヒマワリの種は脂質も多いので与えすぎると太りすぎの原因になりますが、鳥用のペレットはそれではなく
基本的には総合栄養食(例えば犬ならドックフードのようなもの)となり基本的な栄養が一通り入っているもので
栄養価が高いからと言って高脂質な訳ではなく(太りすぎの仔向けのものもあります)成鳥の主食として使用できるものです。
オカメサイズだとシードと副食(緑黄色野菜やボレー粉等)をしっかり取らせれば良いという獣医師もいますし
バランスよく食べてくれるのは難しいのでペレットを食べてくれると偏りは抑えられるのでペレットを食べてくれるなら栄養面では
ペレットを主食にした方が良いという獣医師もいますので、鳥の状態と飼い主の考え方で選ばれると良いと思います。
(種餌の方が好む個体が多いので、ペレットに切り替えてもほとんどの場合シードを主食に戻すのは簡単ですし)
ただ、ペレットへの切り替えをする場合でも、まずはシードでも良いから一人餌になること優先で強引にはしないでください。
オカメも人間のように体格差があり、ヒナの時に与える餌の内容はもちろんとても大事ですが、その仔の骨格にあった肉付きがあります。
平均でも80g~120g前後と幅があり、80gが適正な骨格な仔に120gなら太りすぎですし
120gあってよい骨格の仔が80gなら痩せすぎになってしまいますので、体重だけで判断せず肉付きを触り
胸のあたりの中心にある骨に付いている筋肉が外側にゆるやかにカーブを描くように脇に向かっているかでも判断してくださいね。
(鳥に詳しい獣医師さん等に健康診断ついでにでも聞けば、その仔にあった体重を教えてくれますよ)
過去に挿し餌をされているので粟玉を購入する時に見ているかもしれませんが
フォーミュラという総合栄養バランスフードを使ってみたらどうでしょうか
大きくなるかならないかは個体でも差があると思います。我が家のオカメも粟玉から
始め最初は小柄でしたが今じゃ立派に大きくなりました。デブじゃないです^^
ちなみに大人のオカメインコの平均は120gです^^
購入するときに 同じ時期のオカメインコがいましたら一番手に乗せて重いのを購入しましょう。
あわ玉には 市販の栄養剤。グリーンパウダー(小松菜の粉末)。牡蠣のカラの粉末。熱湯を加え人肌にさまします。一日に6~8回
作り置きしないで 毎回作りましょう。
夜は暗くしてあげましょう。そのう袋をみて あげ過ぎないようにします。 自分で食べられるようになれば あわ玉を置いておきます。
一ヶ月半もすれば 羽も生え自分で餌を食べるようになりましたら 水と剥き餌をおいて
やはり殻付の餌のほうが 美味しくなってきます。
ミネラルトリート(石灰)を おいてかじらせるといいとおもいます。
他にもサプリがあります
乳酸菌生成エキスの「コスモス」は一日一滴~3滴
アミノ酸の「スタッフ」というのはビタミンとミネラル。 そのへんの使い方は ショップの店員さんに聞けばあるとおもいます。
雛で小さめとか なかなか大人の餌に変えられない場合は 「インコ玉子」という 高栄養のあわ玉もあります。
大人になって 高栄養のペレットばかり(麻の実など)を与えると太る場合がありますので 注意してください。
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